約 293,144 件
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/17.html
◆aHD.RoWhdo氏の投稿SSまとめ ■氷原に咲く花 ■カイル×ドロシー
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/55.html
作者・零 トリップ・無し タイトル「約束」 「と、言うことでなのでマイスさん、モニカの面倒を一日みてもらえませんか?」 今の時間は朝の6:45。 マイスがいつも通りに仕事をしているとシアが、 「マイスさん、お願いがあるので少しいいですか?」 と、シアさんが畑にやってきた。 聞くところによると、今日ウェルズさんが、ほかの町に泊まり掛けの用事があるらしく、その付き添いとしてシアさんも一緒に出かけるらしい。その間、モニカちゃんを家に泊めてほしいとのこと。 「モニカ一人だけだと心配なので、マイスさんにお願いをと。」 「モニカちゃんを一晩泊めればいいんですね。いいですよ。」 「本当ですか!ありがとうございます。それでは、お願いしますね。」 こんな感じで、モニカちゃんが泊まることになった。 一通り仕事が終わった後、モニカちゃんとグルテンさんの食堂でごはんを食べた後、都でお風呂に入り、家に戻って寝るという予定だった。 僕は、どこで寝るのかを、考えてなかった。 とりあえずモニカちゃんはベットで寝てもらうとして、僕はどこで寝ればいいんだ……。 一応、ベットは(カリンに無理矢理買わされた)ダブルベットなので、一緒に寝ることはできるが、さすがにそれはやめた。モニカちゃんは女の子だからと、いう理由もあるが、好きだからという理由があった。 『こんな時のためにこの前、ユエさんが(なぜか)売ってた寝袋を買えばよかった』と、思っていると、 「あのねお兄ちゃん。お願いがあるの。」 と、モニカちゃんに呼ばれた。 「お願い?」 「うん。お兄ちゃんとね一緒に寝たいの。」 いや、さすがにだめでしょそれは。でも、断わったら悲しませるし。だからといって……。などと、思っていると、 「だめ?」 上目+涙目のトドメが来た。 「いいよモニカちゃん。一緒に寝ようか。」 と、僕が言うとモニカちゃんは、 「うん!」 と、笑顔で頷いた。 ベットに入ると、モニカちゃんは、頭を僕の胸のうえに乗せて、スヤスヤと、すぐに寝息をたてた。 僕は目をつむり、モニカちゃんをあまり意識しないようにした。 幸い仕事の疲れがたまっていたのか。すぐ眠りに落ちた。 一時間後、マイスは下半身に違和感を感じ目を覚ました。 目を開けると、 「んっ……ちゅる……ふむっじゅる……。」 モニカちゃんが僕のあれをなめていた。 「モニカちゃん、なにやって」 「んぷ……あ、お兄ちゃん起きたんだ。んとね、お兄ちゃんのオチ×ポをなめてるの。」 と、モニカちゃんがなめるのを止めて応えた。 なんでこんなこと……。 「あのね、モニカ昨日、お兄ちゃんが婚約指輪を、作ってるとこ見ちゃったの。モニカお兄ちゃんのこと好きだからかなしかったの。でもね、モニカお兄ちゃんと結婚できなくてもね、初めての人だけは、お兄ちゃんがいいと思ってね、夜這いしようと思ったの。」 確かに昨日、婚約指輪をつくった。 でもそれは…… 「モニカちゃん。その指輪ね。」 「?」 「出荷物だよ。」 「え!」 婚約指輪は、いくらになるか興味半分で試してみたんだよね。 「そ、そうだったの……。」 「それとね、モニカちゃん。」 「? うん。」 「僕もモニカちゃんのことが好きだよ。」 「……お兄ちゃん、本当?」 「本当だよ。」 そう言うと、モニカちゃんは顔が真っ赤になっていた。 「あのねお兄ちゃん。」 「なに?」 「続きしたいの。」 そういうと、モニカちゃんは服を脱いで下着だけになる。 「本当にいいの?」 「(こくり)」 モニカちゃんは頷くとベットに横たわった。 僕も服を脱いで、モニカちゃんの上にかぶさった。 「好きだよ。」 そういって、僕は吸い寄せられるようにキスをした。 最初は短く、次は長く。そのうち、どちらともなく、舌を口内に入れる。 「んんっ……ふむぅん……おにぃふぁん」 僕は唇を離して、モニカちゃんのショーツを下げていく。 「お、お兄ちゃん……恥ずかしいよぉ……。」 僕はショーツを脱がし終えると、モニカちゃんの秘所をみた。さっき、僕のをなめていたせいか、かなり濡れていた。 僕は秘所に指を入れていた。 「あっ、ああっ、ひゃああ、お、おにいふぁ、ああっ」 僕はモニカちゃんのクリトリスを空いた方の手でいじる。 「ひうううッ、そ、そこ、はひっ、あはぁ!」 そろそろいいかなと、思い、僕は指を抜き、モニカちゃんの膣口に僕のを手で添えながら当てる。 「いくよ、モニカちゃん。」 「きて、お兄ちゃん。」 僕はゆっくりと押し入れていった。 モニカちゃんの中は、指を入れたときとは比べものにならないほどきつかったが、油断するとすぐに果ててしまいそうだった。 さらに奥まで入れていくと、プツッという感触があって、少量の血が出たが痛みはなかったようだ。(個人差があるらしい。) 先端が一番奥に当たると、圧迫感(?)で悶えていた(?)モニカちゃんが、 「ひゃあああッ!」 と、軽く背筋を反らして、少しビクビクと、肩を震わせた。 「だ、大丈夫?」 「ら、らいひょうふ。ひょこ、ひもひいの。りゃから、もっひょひゅいへぇ。(だ、大丈夫。そこ、気持ちいの。だから、もっと突いて。)」 プツン(←残ってた理性が切れる音)。 「ごめん、もう我慢できない。」 「ふぇ?あっ、ひあああ!」 僕はおもいっきり突きまくった。 「ひょ、ひょこ、ら、らめぇ、(そ、そこ、だ、だめぇ、)ひゃああ!」 僕はおもいっきり、モニカの子宮口を突きまくる。 「おみいひゃ、はれひ、(お兄ちゃ、激し、)ひいぃぃっ!」 そういいつつ、モニカも足を僕の腰に絡ませて、より深い結合を求めてくる。 「きもひ、ひょふぎへぇ、もにきゃ、ひょけひゃうにょ、まひゃ、いっひゃふにょ!(気持ち、良すぎて、モニカ、溶けちゃうの、また、イッちゃうの)」 「モニカ、僕も……もう……。」 「らひへぇ、おみいひゃんにょひぇいひ、もにきゃにょにゃかに、らひへぇ!(出してぇ、お兄ちゃんの精子、モニカの中に、出してぇ!)」 そして二人同時に果てて、ぼくはモニカちゃんが大人になったら、結婚することを約束した。 おまけ、 この日を境に、僕はモニカと呼ぶようになってしまった。
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/46.html
自分の分だけ勝手に追加 タイトルやら弄ってますが作者権限ってことで良いですよね? -- (釣り氏) 2012-07-26 12 17 22 part5 100のダグフレ(現在ダグ×フレイとなっているやつです)を書いたものなんですが、上記のHNの追加をお願い出来ませんか? パソコンが使えないのですが、携帯からだと編集ボタンが表示されません。 宜しくお願いいたします。 -- (春野菜) 2012-08-23 23 39 27 ↓反映しました。 -- (釣り氏) 2012-08-24 00 18 25 ありがとうございます! -- (春野菜) 2012-08-24 00 18 57 取りあえず2ch脱出後のエロパロスレpart1収録分をサルベージ。 未完のものは一時保留。 もののめ氏の未登録作品がいくつかありますが、早いうちに作者別ページに反映するので少々お待ちを。 作者の個別ページが欲しい人は各自で作ってください、 自分はもう疲れました・・・ -- (釣り氏) 2012-08-24 00 21 09 part2の230あたりまで反映。結構未完で終わってる作品あるんだなー -- (釣り氏) 2012-08-25 01 12 27 うげ、もんじさんの「病めない雨」のタイトルが「病まない雨」になっとる・・・ ページ名は変更できんのだよな・・・ スマヌ・・・ -- (釣り氏) 2012-08-25 01 43 13 part2まで完了。 続々増える未完成作品…… -- (釣り氏) 2012-08-26 00 38 33 part3 720あたりで完了 -- (釣り氏) 2012-08-27 00 23 11 次は3-819から再開 -- (釣り氏) 2012-09-07 14 14 10 part5の 600にあるレスト×コハク見たいけど誰かうpれないですか? 消えてるから見れないし2ch規制されてるのでここに書きました 少し場違いかもしれないすいません -- (名無しさん) 2012-10-03 23 16 01 ディラス×フレイ(2) 作者:伊古 レスト×クローリカ 作者:こまめ フレイ×婿6人 作者:おんぷ レスト×コハク 作者:こまめ ビシュナル×フレイ 以上5本、追加しておきました。 -- (870) 2012-10-19 03 29 17 名縛りさんのドルチェ→レストを追加しました。 -- (870) 2012-11-01 22 14 08 ドルチェ→レストの作者です。保管ありがとうございます。 「名縛り」はタイトルなので、編集しておきました。 ついでに今までの自分のものにも作者名を書いておきました。 -- (Sun) 2012-11-04 18 56 41 Sunさま 勘違いすみませんでした。訂正ありがとうございます。 作者別ページの方にもメニュー追加させて頂きました。 -- (870) 2012-11-04 19 07 13 ミスが発見しました。ダグ×フレイの「天丼よりキミ」の小説を投稿した者です。「そのまま、口と口を離し、つーっとした透明な糸が引いた 」と 「そう言い、フレイのフリルのついた下着を脱がした」の間に 「ダグ、ダメだよ・・・」 「お前がダメでも、オレが我慢できないんだヨ」 俺はフレイをベットに押し倒した 押し倒した瞬間、フレイは「きゃっ」と軽く悲鳴をあげる フレイを服を脱がし、真珠のような白い肌が露わになっていく そして残りは下着と靴下のみなった 「ねえ、これも・・・脱ぐの?」 「当たり前だロ」 を追加してください。 -- (nanasi) 2012-11-07 21 42 21 「天丼よりキミ」ご指定通り修正しました。 埼玉昆布さんの「モブ男×シャオパイ」を追加しました。 -- (870) 2012-11-08 20 29 26
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/48.html
タイトル『天丼よりキミ』 「ねぇ、明日私の部屋で遊ばない?」 フレイは突然俺にこう言った。 俺は断れる訳がなかった。 正直言って恥ずかしいけど・・・ こいつと付き合うようになってからもう二か月も立つ。 実は前日、俺の家の二階のベットでばあさんが寝ている時にはじめてこいつと肌を重ね合わせた。 初めて味わう快感にドキドキが止まらなかった。 フレイはめちゃくちゃ痛がってたがそれでも幸せそうだった。 ああ、恋人同士ってここまでするんだな 正直フレイの裸を見たときはドキドキで胸がバクハツしそうだった 思ってたより色っぽくて、胸なんかも大きかった。 「ねぇ、ダグ聞いてる?」 「・・・あ、悪イ、お前の部屋に行けば良いんだよナ」 正直言ってお前の部屋なんてはじめて入るぞ 「明日、10時に来てね、約束だよ」 「あア」 そして、翌日 約束の時間が来てしまった 俺はセルフィアの広場でフレイを待つ やべえ、胸の高まりがとまんねーぞ・・・ 「ダグ!」 緊張している時に彼女の高い声が耳元に響いた 「よ、よオ、フレイ」 「遅くなって、ごめんね、あれ?顔赤いよ」 「な、なんでもねえヨ!」 どんだけ天然なんだ、こいつは 顔が赤い事ぐらいもわからねーのかよ まあ、そんな所も好きだけどさ 俺はフレイと一緒に彼女の部屋に入った 「へぇ、片付いてるじゃン」 「恋人が来るんだもん、部屋ぐらい綺麗にしなくちゃ」 さすがフレイ、天然のくせに分かってる 「何か飲む?」 「それより、腹減っタ」 「ならさ、天丼食べたくない?」 天丼!?と俺は目を輝かせる 「うふふ、ダグのために天丼の作り方覚えたんだよ、結構腕に自信あるんだ」 「マジで!?食いたイ!」 「じゃあ、今台所行くから、私のベットで待ってて」 ベット? フレイが台所に向かったとたん、俺はフレイのベットに座り、彼女を待つ事にする ここはあいつが寝る場所 俺は思わず、ベットに横たわる 良い匂いがする フレイの匂いだ・・・ やべー止まらなくなったぞ・・ ダメだ、ダメだ! そんなやましい事考えちゃ でも・・・ 頭の中がフレイでいっぱいになる フレイが欲しい、フレイに触りたい フレイを・・・抱きたい!! 「おまたせ!時間かかってごめんね」 「・・・」 「ダグ?」 フレイは俺に近づき、じっと見つめだした しかも上目使いで プチンッ 「ダグ?天丼食べないの?」 「いらなイ」 「え!?どうして?あんなに食べたがってたのに・・・」 「オレはフレイが食べたイ」 俺はフレイを抱きしめ、強引にフレイにキスをした 「ダ・・・」 キス中にフレイが口を開けだしたので舌を入れてやる 「やぁ・・・っ」 自分の舌でフレイの舌をなぞる 「ひゃぅ・・・」 そのまま舌と舌と絡めあう やらしい水音が聞こえる そのまま、口と口を離し、つーっとした透明な糸が引いた 「ダグ、ダメだよ・・・」 「お前がダメでも、オレが我慢できないんだヨ」 俺はフレイをベットに押し倒した 押し倒した瞬間、フレイは「きゃっ」と軽く悲鳴をあげる フレイを服を脱がし、真珠のような白い肌が露わになっていく そして残りは下着と靴下のみなった 「ねえ、これも・・・脱ぐの?」 「当たり前だロ」 そう言い、フレイのフリルのついた下着を脱がした 生まれたのままの姿になったフレイは顔を赤らめ、恥ずかしがる 「ああ、言っておくけど、靴下は脱がなくて良いからナ」 「なんで?」 「そっちの方が可愛い・・と思うんだよナ」 「・・・ダグって変にマニアックだよね」 「良いだロ、別ニ」 俺はフレイの大きくて形の良い胸を優しく愛撫した、ピンク色の乳首をそっと舐める 「ひゃんっ・・・!」 フレイは可愛い声を出し、もっともっと攻めたくなってくる 乳首を指でいじりだす 「あっ!ああぁ・・・ん、ダグ・・・」 乳首をそのまま吸い上げながら胸を揉む 「ひゃあっ!ああんっ・・!あぁっ・・・」 「はぁ・・・お前の乳首・・何故だか甘いゾ」 「そんな事・・言わなくて良いから!」 フレイは怒ったように真っ赤になって叫ぶ 俺はそんな姿を見て、ついにやけてしまった 「ねぇ、ダグは脱がないの?」 「はァ?」 「脱いでよ!私だけずるい!」 フレイを俺の服を無理やり脱がせようとする 「ちょっ待てヨ、フレイ!」 「脱がないって言うならこっちから脱がしてやるんだから!」 「うわー!待て待テ!脱ぐから!脱げば良いんだロ!?」 俺はまったく・・とため息つきながら服を脱ぐ でもフレイだけ恥ずかしい思いさせる訳にもいかないしな そう思いながら服を全部脱いだ 「うわぁ・・・」 「な、なんだヨ」 「ダグのおおきくなってる・・・」 「おイ!そういう恥ずかしい事・・・」 フレイは熱くなりはじめてる俺自身を舌で愛撫しだす 「・・・っ!」 思わずの気持ちよさに声を上げそうになるが我慢する けどここからの我慢が難しかった 「んぅ・・・ちゅっ」 先っぽを吸い上げ、ぺろぺろと舐め上げる 正直言ってフェラなんてはじめてされる 「くっ・・・あ・・フレ・・」 つい声をあげてしまう、ああみっともない てかこいつ、俺以外としてないくせにフェラ上手すぎだろ! どこで覚えたんだ?キールが本でも見せたのか? それともレオンの野郎の仕業か? 「ダグ・・・」 フレイは色っぽい目つきで俺を見上げる 「気持ちいい?」 そんな事言うなー!余計我慢できなくなるわ 俺は本当に我慢出来なくなり、射精をしてしまう 「ひゃあっ!?」 精液がフレイの顔にかかった 「ダグ!出すなら出すって言ってよ!」 「だー!無理言うナ!!お前が上手すぎるんだヨ!!!」 なんかむかついてきたので再びフレイを押し倒す 俺はフレイのアソコに顔を近づけた 「ダグ・・!待って・・」 「待ったナシ」 俺はおそるおそるフレイのアソコを舌で愛撫した 「ひゃああぁぁぁんっ!」 一気に高い声で喘ぎだした 「だめぇ!そこは・・汚いっ・・・」 「汚くねえっテ」 そのまま舐め続ける 甘い・・・すごく甘い味がする フレイのアソコは愛液で完全にトロトロになっていた 何度も何度も舐めても愛液が流れてくる この愛液をずっと舐めていたい気分だ 「あああぁっ!あああん・・・あっ!あああぁぁ・・!!」 「はぁ・・お前感じすぎ」 「だってぇ・・あっああああぁっ!そんなに舐め上げないでぇ!」 「さっきの仕返しダ、それにしてもお前のココ、甘いナ、果物よりも甘いんじゃないのカ?」 「ば、ばかぁ・・・ダグのばかぁ・・・」 「バカって言う方がバカなんだゾ」 フレイの膣内に舌を入れてみる 「やっああああああぁぁんっ!舌・・入れちゃだめぇ!」 そのままやらしく愛液を吸い上げる フレイ、マジで可愛い もう誰にも触らせたくない、男だろうが女だろうが ずっとずっと俺のもので居てほしい 「ひゃああっ!ああぁぁっ・・・やああぁぁあっぁぁぁぁぁっ!!」 フレイは俺の舌でイッてしまった 「はぁ・・・ダグ・・」 彼女はくたくたになりながら俺を見つめる 「なあ、最後までやるカ?」 「誘った方が今更何言ってるのよ・・・」 「いや、フレイ嫌かなって思ってヨ」 フレイは俺に抱き着く 「嫌なんかじゃないよ・・・最初はすごく驚いたけど、でも嫌じゃない」 「え・・・」 「だってダグの事・・好きだし」 彼女は顔を赤らめながら言った 「オレも・・好きだゼ、フレイ」 ちゅっと優しく口づけした フレイはふふっと微笑みだし 「最後まで、してよね?」 「あア、任せとケ」 ゆっくりとフレイの中に俺自身を埋めていく 痛いのは最初だけって言うけどフレイはやや苦しそうな顔をする でもけなげに耐える表情を見て俺は迷わず挿入をする 「あああああんっ!!」 ずぷぷっと入り、愛液はさっきよりずっと溢れ出した 「あっ・・・ダグゥ・・・ひとつになった・・うれしいよぉ・・・」 「ああ、フレイの中・・すっげー気持ちいイ」 そのまま抱き合いディープキスを交わす 「フレイ、大好きダ、マジで好きだゼ」 「うんっ・・・私も大好きだよ・・・」 「なあ・・・動いて良いカ?」 フレイはこくりと頷いた 俺はまずゆっくりと腰を動かす 「あっ!ああああああっ・・・!あんっ・・!」 こいつの色っぽい声にドキドキをし、思わず動くスピードを速くする 「ひぃあっ!ああああああっ・・・!!」 じゅぷっじゅぷっと最高にいやらしい水音を立てながら激しく腰を動く 「ひゃうぅんっ!ああああぁぁんっ!!ダグゥ!あっ!!あああんっ!!」 「はぁ・・・フレイ・・!」 好きだ、たまらなく好きだ こいつのすべてが大好きだ こんな関係になれたのがすごく嬉しい 「あああんっ!!ダグ・・私・・!もうっ・・!!」 「もう・・・が何ダ?」 「イッちゃう・・!こんなの気持ち良すぎて・・・もうイッちゃううぅ!!!」 「オレも・・・イキそうだゼ・・・」 「ひゃんっ・・!!あぁんっ・・・!一緒にイこう?」 「あア・・・一緒ニ」 フレイの手をぎゅうっと強く握った 「ひゃあああああああっ!!イッちゃ・・・ああああっ・・ああああああああああああああああぁぁぁっ!!!」 「くぅっ・・・!!」 フレイの膣内に精液を吐き出す、どくんどくんと音を立てながら・・・ 「ダグ・・・」 行為が終わり、フレイは俺に抱きしめられながら、俺の名前を呼んだ 「なんダ?」 「・・好き・・・」 「あア、オレも好きだゼ」 「どれぐらい好き?」 「この世で一番好きダ」 何度も何度もキスを交わした 「ねぇ、ダグお願いがあるんだけど・・」 「お願い?良いゼ、何でも言えヨ」 フレイを顔を赤らめながらこう言った 「もう一回して・・・」 俺はその言葉に驚きを隠し切れなかったが 嬉しさを隠しきれなかった 「なんだヨ~、自分から言いやがっテ・・・」 「何よ、言っちゃダメなの?」 「あ・・・ごめン、でもそういう訳じゃねえんダ」 「え?じゃあ・・・」 可愛いフレイの頼みだ 断れる訳がない 「良いゼ、もう一回するカ、フレイ」 「うん・・!」 俺はフレイをバックで挿入しながら2ラウンドがはじまった 「ああああああああああっ!!ああああああああんっ!!いいっ!!いいよぉ!!」 「はぁ・・・フレイ・・・!」 獣のように突き続け、激しく腰を動かした 「ダグゥ・・!!ダグっ・・・!!あああああ・・ああああああああああああああっ!!!」 本日、二回目の中出しをした 「はぁ・・ごめんナ・・せっかく天丼作ってくれたのにヨ・・・」 「また今度作ってあげるよ、それよりも私、こうしていたいんだけど・・・」 「オレも・・こうしていたイ・・・」 「ダグ・・・好きだよ、・・ずっと一緒に居てね?」 「あア、オレも愛してるゼ・・・」 ぎゅうっと抱き合いながらそのままキスをした その口づけはどんなお菓子よりも甘い口づけだった ずっとずっと抱きしめていたい ずっとずっとキスをしていたい 世界で一番愛してるから・・・ おわり
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/81.html
作・チー トリップ ◆4zPNxIYG0w ブクブクブク・・・ 「あとは特別に調合したこれを入れれば・・・」 ボコボコ・・・ボン! 「ケホッケホッ・・これで新薬の完成ね!」 これを使えば、やっとマイスが私のものに・・・/// (^_^)。o0(愛してるよ、マリオン★) とかなっちゃったり~!キャーー! 翌日 AM10:00 シアレンスの木にて・・・ 「お、依頼が来てるぞ。」 ポストを見ているのは、木の主、マイス。 「マイスへ 私のところへ来なさい! マリオン」 「マリオンからか・・・」 なんだか少し、いや、かなり嫌な予感が・・・ 「でも、丁度薬草もないしなあ・・・」 それに、マリオンの笑顔は結構可愛・・・ 「って、だめだだめだ!」 僕には、愛を誓った人がいるだろう! 「でも、依頼は受けようかな・・・」 バタン 「マリオン~?依頼受けてきたよー?」 来た来た!よし、後はいつもの手で・・・ 「あ、マイス。お疲れ様。わざわざありがとね。」 「いやいや。で、何の用?」 「まあ、お茶を一杯。」 「どうも。(ゴクゴク・・・)しまった!」 ふふ、しっかり飲んだわね!この薬は・・・ 「・・・あれ、美味しい。」 え、嘘!これは、飲んだ瞬間効果が出る、即効性の媚薬のはずよ! 「マ、マイス、美味しい・・・の?」 「うん。とても美味しいよ。」 何で?でも、マイスが私の手作りの物を喜んでくれるのも悪くは・・・ じゃなくて!どうして効果がないの! 「マリオン。大丈夫?そこの水でも飲んで落ち着いたら?」 「あ、ありがとう。」 マイスは私が動揺しているのも分かっているらしく、私の机の近くにあるコップを指さした。 「(ゴクゴク・・・)・・・ふう。あ、これ・・・」 それは、私がマイスにあげた(はずの)媚薬だった・・・。 「う・・・くあ・・・うん・・・」 「だ、大丈夫?マリオン?」ピタッ 「ふ、ふああっ!」 な、何これ・・・マイスの手が肩に触れただけなのに、身体が・・・ 「ご、ごめん!」 「だ・・・大丈夫・・・ゴメン、マイス。私、もう休むから・・・ベッドまで運んでくれない?」 マイスに抱きかかえられ、マリオンは2階へと上がっていった。 マリオン、どうしたんだろう・・・あれを飲んでから急に様子が・・・ まさか、あれって薬だった!?だったら、悪い事したなあ・・・ ギシッ 「大丈夫?マリオン。」 「うん・・・ありがと。」 マリオンをベッドにおろしながら、僕は言った。 なんだか顔が赤いような・・・薬のせいか? 「僕はもう帰った方が良さそうだね・・・お大事に。」 そういって、僕がドアに手をかけたとき 「マイス・・・ちょっと待って。」 そう呼ばれたので、僕は再びマリオンに近づいた。 「何?マリ・・・」 瞬間、僕は唐突に口の中をふさがれた。 「ん、んむう!?」 そこには、まだ赤い、マリオンの顔があった。 「ぷはあっ!ち、ちょっと!」 そのままマリオンに引っ張られ、僕はマリオンを押し倒したような体勢になった。 「ねえ・・・マイス・・・」 マリオンの顔は、とても淫らに見え、股間が少し反応してしまった。 「私・・・マイスが好きなの。」 「え、ええっ!」 突然の告白に、マイスは動転していた。 「マイスのことを考えるだけで・・・こんなになっちゃうんだよ・・・?」 と、マリオンが自らの秘部を見せてくる。 [そこ]は、もうすでに愛液があふれ出ていた。 「う、うわあっ!」 マイスは思わず目をそらす。 マイスの視線の先には、[ラブ飲みドリンク]があった。 (まさか、さっきの薬って・・・) 「ねえ・・・どうして私を見てくれないの?あなたが結婚する前も、私は・・・」 そういいながら、マイスのズボンのチャックに手をかけてくる。 「マ、マリオン!」 「これが・・・マイスの・・・」 あっけなくあらわになった男根は先ほどのキスとマリオンの裸で、もう堅くなっていた。 「ふふ・・・すごぉい・・・はむっ」 「ひゃっ!な、何を・・・」 マリオンは、マイスの男根を口に含むと、舌でまんべんなく刺激してきた。 「ちゅ・・じゅる・・・ああ・・・おいひぃ・・・」 「うっ・・・や、やめ・・・うあっ!」 亀頭、竿、裏筋・・・様々な場所をマリオンは刺激してくる。 「あああ・・・き、気持ちいい・・・」 マリオンの口淫に、マイスは思わず口にしてしまった。 「ふふ・・・ちゅるっ・・・まいふ、きもひいい?」 「マ、マリオン!もう出・・・」 ビクッ!ドピュルルル! 「ん、んむううううん!?」 男根を抜く暇もなく、マリオンの口に精子が発射される。 「んん・・・あはぁ・・・マイスの・・・いっぱい・・・飲みきれないよ・・・」 口から精液を垂らす淫らなマリオンの姿に、果てたばかりの男根は、再び勃ち始めていた。 「あっ・・・マイスがまたおっきくなってる・・・。」 マイスも、もう限界だった。 「あ・・・きゃあっ!」 マリオンをベッドへ押し倒し、再び勃った男根を、マリオンの秘部にあてがう。 「マ、マイス・・・いいよ・・・来て。」 その言葉を皮切りに、一気に押し込む。 「うあっ・・・」 「あっ、ひああああああん!」 挿入れられただけで軽く絶頂をむかえたようで、膣はビクビク痙攣していた。だが、 「うあっ、あっ、マ、マイス、ひゃあっ!」 マイスは構わず、腰を前後に動かし始める。 「ま、まっ・・ああん!」 イったばかりで敏感な膣を、マイスの男根がえぐる。 「いっ、きなりっ、ふあっ!はげしぃぃぃ!」 媚薬で過敏になっているマリオンは、2度目の絶頂を迎える。 それでも、マイスはピストンをやめない。 「だ、だめぇ!壊れるぅ!ふあっ、壊れちゃうぅ!」 マリオンが3度目の絶頂を迎えようとするときには、マイスも限界だった。 「うっ・・・マリオン・・・もう・・・」 「あっ・・・いいよ・・・ああっ!中で、中で出してぇ!」 マイスが腰を一番深くまで打ちつける。 「うっ・・イ、イク!」 「ふああああん!イク、イクうううう!」 マイスは、マリオンの中で精を解き放った。 「ひゃあああ!マイスの、マイスのが、熱いのが出てるうぅ!」 ゴポッ・・・ 「ああっ・・マイスの・・・あふれちゃってる・・よぉ・・・」 そのままマリオンは、意識を失った。 「あれ・・・私は・・・」 目が覚めると、自分のベッドの上だった。 「・・・はぁ」 身体が重い。 あれだけ激しくすれば、当然だろう。 「そうだ。私、マイスと・・・」 思い出すと、少し顔が赤くなる。 「マリオン!いるかい?」 と、マイスが病院の前で呼んでいる。 ガチャッ 「マ、マイス・・・」 「マリオン・・・昨日はごめん。その・・・あんな事しちゃって・・・」 マイスが頭を下げる。気のせいか顔が赤い。 「こ、こっちも・・・また薬の調合に失敗しちゃって・・・」 どうしても顔が合わせられない。 しばしの沈黙。 「「あ、あの!」」 「ゴ、ゴメンマイス。」 「あ、うん。・・・えっと、今日、あいてる?」 「へ?」 「マ、マリオンと、出かけたいんだけど・・・」 「・・・いいの?奥さんは何も言わないの?」 「出かけてるからね・・・いいかい?」 「う、うん!ぜひ」 二人は、ほおを赤らめながら、連れ添って歩いていった・・・ 終
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/24.html
◆V88LE1F0rQ氏の作品 ■ペルシャ×さくや×しののめ
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/93.html
タイトル『マイスと女将の一日』 作・ドラムカン トリップ:無し 僕は今日は1枚の手紙から始まった 「う……うぅん…」 僕はベットから少し重たい体をお越し、日を浴びる為にカーテンを開けた。 「今日も良い天気だなぁ…」 まだ春の初めなので寒さは残っているが春の息吹が確認できるようになってきた。 「よっと…」 水やりをする為にじょうろを持ち時計を見たとき僕は目を疑った。 「じゅ、10時!?!?」 しかし何度目を擦って見ても長針は10を指している。 「昨日の徹夜が響いたのかな…」 僕は昨日、冬の嵐で荒れてしまった畑を元に戻そうと徹夜で草刈から耕しまでやったのだ。 「ま、こんな日もあるか」 半ば苦笑気味に畑につながる梯子を降りた。 「収穫にはまだかかるな…」 キャベツにしろ、オトメロンにしろ収穫はまだ先になりそうだ。 僕は次にモンスター小屋に向かい戸を開けた。 牧草独特の臭いが鼻につく。 更に奥に進み「かぶ組」の戸を開けると中には牛乳や卵、蜂蜜など食事に使う物を産出するモンスターを入れてある。 「うん、今日も出来てるな」 牛乳などの出来に満足しながら産出物を回収した。 「朝の仕事終わった~」 農作業に慣れてきた自分を褒め梯子を登り終わったときテーブルにある手紙に目が止まった 手紙を見つけて僕は大変なことを思い出した。 「大変だ!すっかり忘れてた!!」 それは昨日の夜……… 僕はダンジョン帰りに何気なくポストを見た。そうすると朝回収したはずの手紙が一通だけ入れてあったのだ。 「あれ?朝に回収し忘れたのかな…」 差出人は東雲さんだった。 「東雲さんからだ…」 自然に顔が笑ってしまう。僕は誰にも言っていないし恥ずかしながら東雲さんに好意を抱いているのだ。 「内容はなんだろ…」 中身を開けると和風らしく桜模様の便箋に綺麗な字で書かれていた。 『聞きたい事があります。八時に旅館に来てください』、と 「やばいやばい!!!」 急いで支度をしてご機嫌取りのタイのお刺身を持ち僕は家を後にした。 「お、お邪魔します…」 僕はゆっくり旅館の戸を開けた。すると… 「あ、マイスはんやないの!」 さくやがげんきのいい声で迎えてくれた後、 「あ、そうそうマイスはん」 「何?」 「おかんの事なんやけど」 あ、だいたい検討がつくな… 「おかん、さっきから期限悪うて部屋にこもったまんまなやけどマイス何か知らへん?」 やっぱり……。 さくやとの話を終え僕は東雲さんの部屋につながる戸をノックした 東雲さんの部屋の襖を開けた瞬間・・・・ 『トスッ…』 軽い音が耳元に響いたと思ったら僕を寒気が襲った。 そ、そりゃぁ…だって襖開けたら小刀飛んで来るって… 「時間は厳守どすよ?マイスはん…」 「は、はい…以後気をつけます…」 僕は東雲さんの正面に正座をしてご機嫌取りのタイのお刺身を渡した。勿論、これだけで許してくれるとは思わないけど… 「お刺身やないの…」 予想外…一気に笑顔になった。 「今回はお刺身になったタイの命に免じて許してあげますわ…」 僕は首を傾げた。 「すいません…意味が…」 『トスッ…』 「あはははは……」 東雲さんは何時もの微笑みに戻ってからタイのお刺身を食べ始めた。 「結構な腕前で…」 自分で言うのも何だが僕は料理は得意な方なのだ。大樹の家にすんでから少したってからグルテンの所で練習していた。誰も東雲さんの笑顔が見たいからなんて知らないけど…。僕は東雲さんの笑顔に一目惚れしたのだから…。 「それはありがとうございます……」 僕は頭を下げてから此処に来た本当の理由を思い出した。 「東雲さん…依頼の聞きたい事とは何ですか?」 東雲さんは急に顔を赤くし呟いた。 「好き……な人とかおりますの?」 ・ ・ 三秒間の沈黙後… 「な、なななな何言ってるんですか!?!?」 聞いた本人の東雲さんも真っ赤になっている。 「だ…だから聞いたままどす……好きな人がいるかいないか…」 最後の方は消えるような声で呟いた。 「え、…そりゃ…その…」 「どうなんどす?」 東雲さんが顔を近づけ額同士が当たりそうな距離になる。 「いなくは……無いです…」 東雲さんです、とは口が避けても言える訳が無く・・・ 「誰どすか!?」 東雲さんは目を見開いてから更に質問してきた。 「そ、それは秘密です!!!」 僕は慌てて答えた。このままでは勢いで貴方です、と言ってしまいそうだった。 「そうどすか……」 どよ~ん…擬音で表すならこれが一番なくらい東雲さんの周りの空気が重たくなった。 「あ、あの…」 僕は何とか空気を直そうと何か言葉を言おうとした瞬間・・・ いきなり東雲さんが僕に抱きついてきた。 「し、東雲さ……!?」 僕が途中まで言うと東雲さんは自分の唇を僕に押しつけてきた。しかも抱きつかれた拍子に押し倒され馬乗りにされているので動こうに動けない。 「東雲さん…ちょっと!!」 しかし東雲さんは自分の腕を僕の首の後ろに廻し抱き寄せた。 「んぅ…!!」 結果、再びキスされてしまったのだ。 東雲さんの唇は柔らかく弾力を帯びていた。僕の上に乗っているので長い黒髪が垂れさらに僕の胸に東雲さんの大きく実った…ゲフン!!何でも無い…。とにかく一瞬でキスの主導権を取られてしまった。 このまま少し時間がたった後・・・ 「………。」 東雲さんがゆっくり顔を離す。 「……。」 僕も東雲さんも黙ってしまった。しかしすぐに東雲さんが口を開いた。 「明日…ポストを確認していただけますか?」 僕は頷き、まだ生暖かい唇にキスの実感を残し旅館を出た。 次の日の朝・ 僕は起きたら畑仕事より早くポストを開いた。 「やっぱり……」 中には『伝えたいことがあります』とだけ書かれた紙が入っていた。 僕は、指輪……では無く東雲さんの為に作った簪の入った眺めの箱を持ち旅館に走り出した ~Fin~
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/118.html
『アルコール高めのラム酒 三杯目』 「ウォーターレーザー!!」 愛らしい少女の大声が辺りに響く。次の瞬間凄まじい勢いで、高圧力の水が真っ直ぐ上空に打ち上げられる。良く晴れた青空に、 龍のように登る水は数秒間空を引き裂いたが、そのうち勢いが弱まり、重力に従い雨のように降り注いだ。 「わぁ! きれーい!」 呪文を叫んだ少女。ラムリアは杖を抱きかかえたまま目を輝かせる。 水の粒が太陽光に照らされて、きらきらと幻想的に降り注ぐ光と化す。さらに水滴内で屈折した光が 七色のアーチを空に描いた。 青色のキャンパスに描かれた傑作は、数秒で消えてしまう。それでも数秒間だけの神の芸術を作り上げた少女は、 興奮しながら隣にいる赤毛の少年―――アルスに顔を赤くしたまま声をかけた。 「凄かったですね、アルスさん!」 「えへへ、そうだね」 にこにこと、どこかのんびりした雰囲気で笑う少年は、嬉しそうに答える。はしゃいでるラムリア可愛いなー、 と心の中で呟いたのは、少し恥ずかしいので秘密である。 「じゃあ次はシャインの魔法を使ってみよっか、これもとっても綺麗だよー」 「本当ですか? 楽しみです!」 目を輝かせるラムリアに、シャインの魔法書を渡す。 アルスとラムリア、二人がいる場所は家のすぐ側の大きな畑である。何故そんなところに二人でいるかというと、 ラムリアが魔法を練習したいと言いだし、広いところを探した結果、丁度作物を収穫したばかりで壊れるものも何もない、 空いている畑で練習をすることになったわけである。 「シャイン! ……わぁ!」 ラムリア周りに光の塊が発生し衛星のようにくるくると回転する。少女のルーンは少年ほど多くはないため 拳大サイズの塊が一つだけである。それでもその優しく煌びやかな輝きはラムリアの心を十分に弾ませた。 「とっても綺麗です!」 光の回転に合わせて、少女もクルリクルリと無邪気に回る。そんな少女を見て少年も頬を緩ませっぱなしだった。 (かわいいなぁ……ラムリア) 傍から見たらだらしないと思われるような顔をしている自覚はあるのだが、それでも顔を元に戻せそうになかった。 目の前の恋人の可愛さに首ったけである。 「……どうしたんですかアルスさん?」 「ん~、ラムリア可愛いなって思ってただけだよ~」 少年の熱い眼差しに気が付いたラムリア。そんな少女に心中をそのまま隠さずに告げるアルス。 「…………さらりとそういう台詞を吐くから気障って言われるんですよ」 憎まれ口を叩きながら、顔を少年に見せないように反らす、もっとも耳が赤くなっているのが分かるため 照れているのはまる分かりである。 「あはは……じゃあ次はこの魔法はどう?」 そんな少女をさらに愛しく思いながらも、あんまり照れさせたら後が怖いためアルスは魔本を取り出し、 話題を変えた。 「……なんですかその魔法?」 「え~と……この前潜ったダンジョンの奥で見つけたんだけど、アース文字で書かれているんだ」 「アース文字……それはまた本当に珍しいものを見つけたのですね、どんな魔法なのですか?」 目を輝かせるラムリア。新しい魔法、それもアースマイトしか使えないというアース文字で書かれた魔本。 興味津津である。 「全部解読してないから分かんない、使える程度には解読したけど」 「…………本当に大丈夫なのですか? その本」 「ん~、でも嫌な気配は感じないから悪い魔法ではないと思うよ」 「ようは勘ですか……でもアルスさんの勘は良く当たりますからね…… いい加減なことを言う少年に疑問を抱きつつも、少年への信頼は隠さない。なんだかんだでラムリアは アルスに心酔しているのである。 「じゃあ、早速使ってみるから、ちょっと離れてて」 「あ、はい」 そそくさと離れ十分に距離を取る。そしていつの間にか用意されていた大きな岩の後ろに隠れ ひょっこりと小動物のように顔だけ出してアルスを見守る。 (用意良いな……) 「え、え~~と……こほん、確かこの魔法の名前は……」 あまりに手際のよい少女に驚きつつも、気を取り直して呪文を唱える。 どきどき、と期待に目を輝かせてラムリアも息を止めながら少年を見つめる。普段は礼儀正しく賢明で慎重な少女といってもまだまだ子供である。 未知の魔法への好奇心は、リスクが起こりうるという不安をあっさりと解消してしまった。 「―――ドッペルゲンガー!」 「!? きゃあ!」 己の内にある大量のルーンを消費し、魔法の名前を叫ぶ。次の瞬間、眩い光が少年を中心に広がる。 予想外の光景と光の量にラムリアは思わず目を瞑り岩陰へと身体を伏せる。 一秒、二秒。数秒も経つと太陽を思わせるほどの強い光量が徐々に弱まっていった。 「ア、アルスさん……」 恐る恐る岩陰から顔を出し、少年の名前を呼ぶ。 「あ、ラムリアー」 弱くなっていく光の中からいつも通りの少年の姿が見え、ほっ、と胸をなでおろす。 「ああ良かったアル――」 少年の名前を言いかけ――そのままラムリアの顔は笑みを浮かべたまま固まった。 「凄い光だったね~」 『でも光っただけで他に変わったことも起こらなかったね』 『ちょっと吃驚しちゃった』 『眩しかったからまだ目がよく見えないよ~』 目を擦り、笑いながら「四人の」アルスが一斉に喋り出す。 「あ、あ、あ、あ、あ、あ」 目を点にして口をパクパクとさせるラムリア。そんなラムリアの気持ちも露とも知らず、 分身したアルスたちは目を擦りながら気ままに話す。 『ようやく目が慣れてきた』 「ところで君たちは誰? なんか僕と似てて低い声をしているけど」 『声の低さははコンプレックスあるんだから言わないでよ……』 『あ、僕も僕もちょっぴり声にコンプレックスがあるんだ~、 顔に似合わずとか、パパよりも声が低いとか散々言われているんだよね』 「へ~、ますます似てるね僕たち、 もうちょっとで目が見えそうだから顔見せて」 そして殆んど同時アルス四人は目を開いた。 数秒の沈黙。 「『『『 あれ? ぼく? 』』』」 「おっそいですわーー!!」 「『『『 ぬわーーーー 』』』」 ハリセン(スタン攻撃30% 封印攻撃20%)で、いつの間にか回復していたラムリアが、アルスたちを フルスイングで吹き飛ばす。綺麗に四人同時に地べたに頭から墜落し、これまた綺麗に四人同時にむくりと 起き上がる。 「ぐふ、ひどいよラムリア」『でもそんなところも可愛くて大好き♪』『うんうん、ラムリア可愛い~』 『あばばばスタンしたたた』 文句を言って、惚気て、状態異常になって――カオスとしか言いようがない。 「……それで、どうしてこんなことになったのですか?」 アルスが増えたという混沌きわまる事態に、ラムリアは痛むこめかみを押さえながら口を開く。 原因は分かり切ってはいるが、それでも聞かざるをえなかったのだ。心情的に。 『やっぱり魔法の効果?』 『分身できるとはびっくりだね』 『なんか変な感覚~』 「意識も身体も分離しているけど、 深いところで繋がっているような感じ」 元は一人のためかタイミングぴったりで、それぞれラムリアが聞きやすいように話しだす。 「えーと……単純にアルスさんが四人になったわけではないのですか?」 『うん、心は一つだけ』 「ちなみに本物は僕だよ~」 「それは見れば分かります」 ぴょんぴょん飛び跳ねながら手を上げる可愛らしい少年にラムリアはばっさりと言い捨てる。がっくり落ち込むアルス本体。 他の三体の分身は、太陽の下にいるのに、日陰にいるように陰がかかっているのだ。注意深く見れば本物ではないと誰でも気が付くだろう。 「アルスさんの姿を私が見間違える筈ないじゃないですか」 「ラ、ラムリア~~」 落ち込んだアルスに向けて笑って言った。どうやらラムリアにとっては注意深く見る必要はないようである。そんな少女の言葉に感激したアルスは、 一瞬でラムリアの前に立ち、正面から抱きしめた。無駄なところで超人っぷりを発揮する。 「ラムリア大好き~、愛してる」 「きゃあ!?」 『あ、良いな~』 『僕もラムリアに抱きつく~』 『僕も僕も!』 いきなり抱きつかれたラムリアは、赤面しながら可愛い声で悲鳴を上げる。そんな二人を見た。 三人の分身アルスたちもラムリアにこぞって抱きついた。なんだか楽しそうである。 「え、えへへ……もう、アルスさん~」 (ぁ、アルスさんがいっぱいになって私に抱きついてくる。 こ、こういうのも悪くないかも) 顔を赤くしながらもラムリアはしっかりと口元を緩めていた。同じ顔が並んで混乱しているとはいえ、複数の美少年に抱きつかれて 少女も嬉しいようだ。いやアルスと同じ顔だからこそラムリアは嬉しいのかもしれないが。 「でもこうして増えてみたのは面白くて楽しいけど、使いどころが難しい魔法だね」 『ルーン沢山使っちゃうから何回も使えないし』 『使ってみて分かったけど本体を中心にそんなに遠くにも行けないみたい』 「そうなんですか? 便利そうですけど制約も多そうですね」 抱きしめ、抱きしめられたまま話しあう。その光景を見ていた者は幸いにもいないが、もし見ている人がいたら、 一人の少女が幸せそうな顔で、同じ姿の四人の少年に抱きしめられているという異様な光景に目を疑ったことだろう。 「あ、でも今ならあれが出来るかも」 ラムリアに最初に抱きついた。本体が思いついたように言った――陰のある笑顔を浮かべて。 その笑顔にラムリアは背筋に冷たいものが走った。恐る恐る禁忌に触れるように口を開く。 「あ、あれって何ですか……?」 「輪姦」『りんかーん』 「りん……何ですかそれ?」 「一人の女の子を」 『複数でエッチなことする』 『でも無理やりは嫌』 『合意は絶対必要だよね』 「はぁ複数で……は、え……えええええええええええぇぇぇぇ!!?」 少年の話した内容に驚きと恐怖の混じった叫びを上げる。当たり前と言えば当たり前である。 「え、いや、その、ほ、本気ですか?」 「本気も本気」 『やっぱり驚いたね』 『嫌だったらやらないけど』 『正直に答えて?』 「うぅ……」 急に権限を渡されても少女は返答に困ってしまう。今から四人で君を犯すねと言われて うろたえない女性など当然いない。そんなラムリアを八つの視線が声も出さずに見つめてくる。 息がつまりそうである。 「あ、あの……」 少年たちの期待と不安の入り混じった視線に、耐えかねるように口を開いた。しかし、 どこかその声音は先程とは異なっていた。強いて言えば期待が混じっている、そんな声色だ。 「優しくお願いします……」 俯いたまま今にも消えそうな声で言った。俯いた顔には羞恥心と未知の快楽への期待が混ざった複雑な表情を浮かべている。ラムリアの返答を聞いたアルスたちは、 話の内容とは裏腹に淫靡さを感じさせない無邪気な笑顔を浮かべた。 「じゃあ行こっか」 『レッツゴー』 『ラムリアの部屋に』 『全力ダッシュで』 「あ、でもその前に……これ付けてください見分けが付きやすいので」 「え……なにこれ」 どこからともなく取り出した物を見てアルスたちの顔が一斉に曇る。それはまさしくリボンと呼ばれる物であった。 誰でも分かる。四つありそれぞれ色が赤、青、緑、黄、と異なっている。 「リボンですわ、付けてください」 「見ればわかるけどこれ女の子に……」 「付けてください」 「え、いや」 「付けてください」 「「「「…………」」」」 鬼気迫るものを感じた四人のアルスたちは、いそいそと無言で自分の頭にリボンを付ける。 (僕本物なのに……) (『ただでさえ顔がアリアと同じで女の子っぽいのに……』) (『何で四つもリボンを持ってたんだろ……』) (『もしかしたら前々から狙っていた?〉』) 「きゃああああああん♪ か、かかかかかか……きゃ、きゃわいいいいですわあああああ! アルスさあああああん!!」 胸中で呟くアルス達。そんな彼らの胸の内を知ってか知らずか、ラムリアは興奮と狂喜のためいつもの清楚な少女とはまるで異なった口調と態度で、 だらしない笑顔を浮かべていた。 「遂に念願のリボンを付けたアルスさんを見られるなんて……しかも四人……うぇへへ、 おっと涎が……はしたないですわ、えへぇへへ……できれば服も……」 (いつものラムリアじゃない……) ズビッと口の端から流れていた唾液をハンカチで拭う、異様なテンションのラムリアは、放っておいたら鼻血まで噴き出しそうである。 そんなラムリアに溜め息をついてアルスたちは首を横に振る。何処か諦めの混じった見慣れたような態度である。初めてではないらしい。 好いてくれるのは嬉しいのだが、こうも暴走されるとアルスは複雑な気分になる。もっとも目の前の少女が愛しくて、 何も知らなかったラムリアを毒牙にかけたアルスが暴走していないとは言い切れないと自覚していたので、口には出さなかった。 数分後、興奮したラムリアを何とか宥めたアルスたちは、ラムリアにエスケープを唱えてもらい、ヴィヴィアージュ邸の前に移動した。 ―――――――――――――――――――――― ―――――――――――――― ――――― ところ変わってヴィヴィアージュ邸。アルヴァーナのヴィヴィアージュ家で働くメイドさん――セシリアが、邸内を箒で掃いていた。 「ふぅ……今日はこれくらいで良いかな……マックスさんにお仕置きで邸内十周雑巾がけ をしていただいたから楽で良いなあ」 さらりととんでもないことを言ってのけたセシリアは、そのままお気楽にハミングをしながら台所へと足を向けた。 ちなみに仕置き人はラムリアである。何故その様なことになったかというと――長いので割愛させていただく。 「今日の夕飯は……何にしよう、アルスも泊まるっていう話だし、子どもたちが好きそうな ご飯にしようかな」 そこまで言ったセシリアはクスクスと思いだしたように笑う。 (何だかんだでアルスもすっかりこのお屋敷の顔なじみになったなぁ……) カイルの息子であるアルスの明るい笑顔を思い浮かべながら感慨にふける。大変な時期もあったが、それを乗り越えて今は幸せそうに生きている。 強い子であると思うと同時に、そのカイルの失踪後の事を思い出しセシリアは苦笑した。今では笑い話で済んではいるが、 町一番の人気者であるカイルの失踪は当時、町中が混乱に包まれたものだ。マックスなど妻子を置いて失踪したカイルに対する激しい怒りを隠さなかった。 普段は不必要に気取っているが、元来友達思いの熱い男なのである。残されたアルスとアリアを養子にするとまで言いだしたが、 幸いと言って良いものか、失踪以前に残したカイルの貯えがそこそこあったため、親子三人が生活できないわけではなかった。 その上、アルスとアリア、そしてその母がカイルのことを信じて養子縁組の話を断ったため、結局その話はなくなった。 その後、アルスが大火傷を負って死にかかったこともあった。マックスはその時のアルスを思い出すと今でも 時折歯がゆい思いになる。そう呟いたことをセシリアは聞いたことがある。怪我をしたアルスに連れられてカイルが 戻ってきた時に、マックスは仕事を放り出して病院まで押しかけに行ったこともあった。掴みかかって殴り飛ばそうと 考えていたようだが、憔悴しきったカイルと心配そうに見つめるアルスたちの様子を見て掲げた拳を下げざるを えなかったらしい。その後、病院の廊下で男泣きしたことは今でも彼をからかうネタとして町の皆に好まれる話である。 カイルの失踪に一番怒ったのはマックスであるが、カイルの帰還に一番喜んだのもマックスだったのだろう。 その後、カイルの失踪の理由はアルヴァーナの住民のごく一部にしか伝えられていないため、未だ知るものは少ない。町の名士 ということでマックスも知ることができたようだが、使用人にも家族にも伝えようとは決してしない。しかし、カイルの失踪に対して、 悪い噂が立たないように必死に擁護していた。理由を明かされた町長やバレットも心血を注いでカイルを庇っていたため、当時は何か余程重要な 秘密があるのではないかと、町中で噂になったものだ。現在はカイルの人柄もあってその様な話は無くなっているため真相は闇の中である。 だが、あの時は事情を知った者たちの感動しているような、困惑しているような、そんな表情がセシリアの心中に未だに残っている。 何はともあれカイルが戻ってきた今でも、何かとマックスはアルスとアリアを可愛がっている。特にアルスにはラムリアと結婚して、 ヴィヴィアージュ家を継いでほしいという思惑さえあるらしい。そしてアルヴァーナ一のおこちゃまバカップルと言われているアルスとラムリアの仲睦まじい様子を 見るとマックスの目論見も上手く運びそうである。いつもいっしょにいるとしている二人を見て、いっその事アルスを屋敷に住まわせようとマックスが提案したことも あったが、長年子どもたちと離れ離れになってアルヴァーナ一の子煩悩と化していたカイルが必死になって止めたので結局その話は有耶無耶になった。 だが、今でもアルスを引きとりたいというマックスの企みは継続しているらしく、時々カイルとは水面下で戦いを繰り広げているようだ。 「おじゃましまーす!」 「……た、ただいま、もどり、ました」 噂をすれば、というわけではないが、丁度二人のことをセシリアが考えていた矢先に玄関からアルスの元気な声と なぜか恥ずかしそうな声音が混じった挨拶をするラムリアの声が耳に飛び込んでくる。 可愛い子どもたちの声を聞き、幸せな気持ちになったセシリアは、自分へ向かってくる足音の方向に体を向け、 挨拶をしようと口を開いた。 「あら、お嬢様、アルス、おかえりなさいま、せ……?」 口を開けたまま固まる。 『こんにちはーセシリアさん』 『お世話になります』 『ほらラムリア! 早くいこー!』 「ま、待ってください~!」 きゃっきゃ、と楽しそうに何故かリボンを付けたアルス「四人」がセシリアの横を元気に通り過ぎていく。 その内一人はラムリアの方手を握って引っ張っていた、と言っても少女が転ばないように配慮しているので それほど強い力ではない。 アルスたちとラムリアが通り過ぎて行ったあと、セシリアは暫く目を点にして固まったままであった。 「熱でもあるのかしら、私……」 その日、セシリアは夕飯時まで寝込んだ。 ――――――――――――――――――――――― ――――――――――――――― ――――――― 「ううぅ……やっぱりやるんですよね……やっちゃうんですよね」 ラムリアの部屋に入って早速アルスたちが連携をして準備を進める中、瞳を潤ませてラムリアは言った。 「本当に嫌だったら、止めても良いよ」 『ラムリアが嫌なことは僕もしたくないし』 少女の発言に赤いリボン(本物)のアルスと青いリボンのアルスは苦笑しながら言った。 半ば断りにくい雰囲気を作って誘ったため、罪悪感もあるのだろう。 「い、嫌じゃないです! ただ心の準備が……」 『準備終わったよー♪』 「ひいいいいいいいいいいん!」 話を全く聞いてなかったアルスたちの一人が空気の読めないタイミングで黄色のリボンを付けたアルスが元気良く言った。 鍵はしっかり閉じられ、元々防音仕様な部屋にアルスは魔法を掛けているため、いくら声を上げても外には絶対にばれないだろう。 床には汚れ防止のために敷物が敷かれていた。ついでに自分に使われるであろういくつかの道具も少女の目にはバッチリ映り込んでいる。 ちょっと目を離したすきに素早い仕事である。 「うぅ……もう好きにしてくださいな」 肩を落とすラムリア。しかし、覚悟が決まったためか、その顔からは期待が見え隠れしている。 何だかんだでラムリアも好き者なのかもしれない、女性に使う言葉ではないが。 「うん、じゃあ好きにするね」 『それー!』 「きゃああ!」 早速ラムリアを集団で抱えて、そっと敷物の上に横たえる。羞恥からか、すでに白い肌には赤みが差している。 「服、脱がしちゃうね」 『良いではないかー』 『良いではないか♪』 「え、え……ひゃああ!」 四方八方から手が伸びてきて、あっという間に一糸纏わぬ姿にされるラムリア、いくら全員がアルスと言っても。 集団で犯されるとなれば、流石に怖ろしいのか、ぷるぷると震えている。 「あうぅ……せめて身体だけでも拭かせてください」 「ラムリア可愛すぎて待ちきれない♪」 『僕たちが』 『拭いてあげるね』 「え、ちょっと、ふひゃあん!」 いつの間にか用意されていた濡れたタオルで、体中を拭かれる。痛みを感じないように 程良く肌を刺激するタオルの感触が少女の性感を高めていく。 「あ、あ、そこは、だめぇ……んああ!」 力なく拒否するも、秘部や胸、その他少年に知られつくした性感帯にタオルと手を当てられて、 刺激を与えられる。少年達の器用な手が一斉に体中の性感帯を愛撫して、未知の快楽がラムリアの 心を高ぶらせていった。 「あ、ぁん、ふぁあ……んきゅうう……んああ」 「そろそろ拭き終わったから、タオル要らないね」 『それじゃ今度は両手で』 『思いっきり可愛がろう』 『ラムリア可愛い~♪』 桃のような小尻を撫で回され、胸も揉まれる。時々両方の乳首を摘まれ、捏ねまわされる。腋や太ももをくすぐるように指でなぞられ、 少女の甘い悲鳴が絶えない。既に濡れてしまっている秘所は焦らすように愛撫が与えられ、腰をくねらすも、しっかりと押さえられ、 全身を愛撫されているため逃げようにも逃げられない。結局ラムリアに残された選択肢は与えられる快感を享受することだけであった。 「ひゃああああああ! う、うぁああああ! くうう! ひっ! んはぁあああぁぁあ! かっ、は!」 「ん……一旦ストップしようよ皆」 喜びの声とも苦鳴とも取れる叫びを上げ続けるラムリア。叫び続け、流石に息ができそうにないと判断したアルスたちは 身体を上げて、ラムリアから離れる。 「ふぅ……はぁ……」 「やりすぎちゃったかな」 『ラムリア大丈夫?』 愛撫を中断されたラムリアの火照った体からはしっとりと汗がにじみ出していた。暫くはぐったりと 弱々しく呼吸をしていたが、やがて潤んだ瞳がアルスたちを捉えて小さく笑った。 「私は、大丈夫です……だから、続きをお願いします」 「……うん!」 アルスの期待に健気にも応えたいという気持ち、そして期待が混じった笑顔であった。アルスたちは、(厳密には一人であるが) そんな彼女に堪らなく愛しさを感じ顔を見合せて一斉に笑った。 『ラムリアキスしよ』 「あ、はい……ふむ」 ラムリアから見て右上にいる緑のリボンを付けたアルスがラムリアの唇を自身の唇で塞いだ。 柔らかい唇の感触があっという間に、戻ってきた少女の理性を再び悦楽の園へと追放する。 「んちゅ、む、んんぅ、むぁ……ちゅく」 当然のように入ってきた少年の舌が少女の口内を蹂躙する。舌と舌を絡め、粘り気のある水音が立つ。 そんな少女と少年のディープキスを六つの瞳がじっとりと見つめる。 「うーん……僕たちのキスって傍で見たらすっごいいやらしいんだ」 『う~、いいなぁ』 『ラムリアとっても気持ち 良さそう……』 暫くの間、永遠に続くかと思われる長い口付けをアルスたちは見守っていた。しかし、やはりというべきか、 堪えられなくなった。アルスたちは、少女の華奢な肢体に飛びかかる勢いで近づいていった。 「僕たちも!」 『ちゅー!』 『するー!』 「ふ、んうううううううう!!?」 青と黄色いリボンを付けた分身アルスたちは左右の乳首に口を付け、本物である赤いリボンを付けたアルスは 少女の幼い秘裂へと顔を近づけた。 口を塞がれているラムリアは声を上げようにもくぐもった嬌声しか出ない。片方の乳首を吸われ、 もう片方は舌でおもちゃのように転がされる。当然口内の舌も愛撫を止めない、極めつけは、秘部を舐めまわす少年の クンニであった。初めに少女の幼い恥丘に口を落とす。強い刺激ではないが、柔らかい予想外の感触に少女は 一際高い悲鳴を上げる。気を良くしたアルスは笑みを浮かべた後、可愛らしい舌を肉のクレヴァスに這わせた。 「じゅる、ん……れろ、ラムリアのここ、んちゅ、すっごい、濡れてる……」 「んぐぅう! ふうううう!!」 (キス……んぁ……されて、乳首を両方舐め……あ、ぁ、ら、れて、大事なところも……くぅ……私、 大好きなこと……ふぁ! ……一度にされている) 少年達に全身の性感帯を舐められて、ラムリアは凄まじい快楽に身をよがろうとする。しかし、 案の定、アルス達に身体は抑えられている。既に上半身を愛撫するアルス達は、胸だけでなく、 腋やへそに舌を這いずらせる。口付けをしていた首筋や耳を夢中になって舐めている。 赤い少年の舌は、さながら無垢な少女の白い肢体に絡みつ這いずりまわる蛇のようであった。 「くぅあああ! はあん、や! ああああああああああああああああ!!」 全身を貪るように舐められて、まるで捕食されているような錯覚に陥るラムリア、それもまた 少女のマゾスティックな快楽を高めていった。 そんな少女の快楽に当てられたように少年達の責めもどんどん激しくなってくる。特に秘所を舐めていた本物のアルスは、 少女の大切なところを指で広げ、膣内に舌を侵入させる。おまけにもう片方の手で器用に皮をむいたクリトリスを刺激しながらである。 これには少女も堪らず、さらに大きな悲鳴を上げた。 「や、あああああああああああああぁぁあぁあ!!? そ、そ、くぅおおああああああ!!」 びくんと身体を跳ねるように震わせる。そんな少女にお構いなしに愛撫を続ける少年達 「あああああああ! ふぁあああ! ひ、ぐうううううう!!」 暴力的ともいえる快楽に、半狂乱状態となる少女。現時点で絶頂を迎え続けている状態である。 しかし、最大限の快楽の津波が近づくにつれ、少年たちも興奮を隠しきれず、紅く、淫らな獣も顔で 少女を貪った。そしてついに―― 「あああああああ!! いぐのぉ! いぐううぅぅああああぁぁあああああああぁあああ!!」 身体を弓なりに反らせ、最大限の快楽を享受したラムリアは、オルガスムとともにプシャアと 音を立てながら潮を吹いた。ぐったりと身体を床に預け、ちょろちょろと潮吹きの余韻が流れる。 「おー」 『いっぱい出たね』 『くじらみたいだった』 『くじらみたことないけど』 「や、ああ……みないでぇ……」 「やりすぎちゃった、ごめんね」 絶頂時の快感が残り、ぴくぴく痙攣しながらも、羞恥に涙を流す。そんな少女の涙を、赤いリボンのアルスがぺろりと舐めた。 そんな少年の気取った行動に、荒い息を整える。そんな少女にアルス達は微笑みかける。釣られてラムリアも赤くなった笑みを返す。 しかし、少年達の笑顔には、青い獣の眼光が光っていた。 「ラムリア」 「はい、アルスさん」 「そろそろ」 『我慢』 『できないです』 『多少強引に』 「ふえ? ……ふひゃあ!?」 身体を4人がかりで持ちあげられ可愛らしい悲鳴を上げる。そのまま四つん這いにされる。いつの間にか服を脱いで 背後に回り込んでいた青いリボンを付けたアルスが、自分のモノを少女の濡れそぼった秘所に宛がう。 『じゃあ、僕から挿入れるね……大丈夫?』 「は、はい」 疲れているであろう少女に心配そうな声で確認する。スケベであるが何だかんだ言っても 紳士的なアルスの心遣いにラムリアは嬉しく思いながら返答する。 にっこりと、青リボンアルスは笑って―― 『よい……しょ!』 「あ、ぁぁあああ!!? き、は、入って……んぁぁあああ!」 歳の割には大きい陰茎を少女の膣内に侵入させていった。決して口には出さないが、 待ちに待ち望んでいた感覚にラムリアは甘く切ない歓声を上げた。 「ひゅい……あ、ぁ……い、いぃ、で、す」 徐々に徐々に、膣肉を抉るように肉棒を挿入していく。がくがくと快感に手足を震わせるラムリア。 最奥まで到達すると一層甲高く鳴いた。 「ふぅ、ふぅ……」 『ん、動くね……』 「ぁ、は、あああぁぁああああ!?」 ゆっくりとした挿入時とは異なり、いきなり激しいピストン運動である。想像していた刺激とは 違ったラムリアはたまらず、激しい快楽の混ざった悲鳴を上げる。 「まって、アル、んぅあ! スさ、きゃふぅ! ま、ま、ひあああああぁあぁ!」 『待ってあーげない』 「そ、んぅぅ! なあ、あ、あ、あぁん!」 少女の悲鳴を心地よい音楽として聴きながら容赦なく前後に肉棒を動かし、最奥から入口までを何度も出し入れする。 分身とはいえ天然サドな性格は全く変わっていなかった。 『あ、そうだ』 思いついたように声を出し、サディスティックな笑みを浮かべ腰の動きを中断する。 『ほらラムリア、僕とはいえ何人にもエッチしてるところ見られちゃってるけど、どう思う?』 「ひ……や、やだああ! み、見ないで……あ、にゃああああああ!?」 『あ、う……その割には、締め付けが良くなった、みたいだけど?』 青リボンアルスの言うとおり、Sッ気の混じった声が脳に響くたびに、愛しいアルス達に 見られていると脳裏に浮かぶ。それだけで更なる快楽が少女を溶かした。 「ふにゃぁ……は、あああ! う、あ! ひぃん!」 『ん、凄……ラムリアのここ、初めての時と変らないくらいきつーく締め付けてくるね」 「は、ううぅぅん!」 少年の言葉に少女は身をくねらせ、羞恥と快感に悶える。 一方残された三人のアルス達は―― 『……楽しそうだね』 『……置いてけぼりだね僕たち』 「皆僕だけど、なんだか寝取られた気分……」 青リボンアルスとラムリアの交わりを見せつけられて沈んでいた。赤いリボン(本物)のアルスに至っては 膝を抱えていた。 『そろそろ僕たちも混ざろうか』 『賛成』 「あ、じゃあ、あれしたいな」 本物のアルスが落ち込みからあっさり復活し、笑顔で提案する。 『あ、それ僕が良い』 『えー、僕もやりたいよ』 「ちょっと待って、本物の僕に譲ろうという気持ちは」 『あるわけ』 『ないじゃん』 「むぐぐ……じゃあ、ジャンケンで」 数十秒後、黄色いリボンのアルスが喜びの声を上げ、その他二人のアルスはがっくり肩を落とした。 特に本物のアルスは、先程以上に落ち込んでいた。そんな本物のアルスを無視して、黄色リボンのアルスは 意気揚々と交わっている二人に服を脱ぎながら近づいていった。 「ふゃあ! んうぅっ! はああ」 『ふ、う……ラムリアの膣内とっても気持ちい……何?』 『盛り上がってるところ悪いけど……僕たちも混ぜて♪』 近づいてくる黄リボンアルスに不満そうな目を向け腰の動きを中断する青リボンアルス。そんな自分自身の鋭い視線に 構うことなく、黄リボンアルスは陰茎を少女の顔の前にさらけ出した。 「ひゃふ!? な、な……」 『舐めてほしいなー』 「え、で、でも今……」 『うーん……こう云った方が良いかな? 舐めろ』 「! は、はぁい……あむ」 命令口調で言われた瞬間、少女はその幼い顔を淫らに輝かせ、うっとりとしながら少年の肉棒を口に含んだ。 ラムリアのM気質をアルスは熟知している。強気で命令された方が興奮するし、踏ん切りもつくようだ。 「んぢゅ、んむ、ちゅぽ、ぷぁ……」 唾液をたっぷりと舌に絡ませ、淫靡な水音を立てながら少年の男根をしゃぶるように舐める。 『むぅ……こっちも動くね』 「んぐううう!? ちゅば、くぅ、んふぅ! んんんんんんん!」 不満気に腰振りを再開する青アルス。口調はぶっきらぼうなものの、いつもの器用な腰つきは変わりなく 口が塞がれているラムリアは少年のモノに奉仕しながらくぐもった嬌声を上げた。 「ちゅ、むぁ、ふむぅぅううう! んぶちゅ」 (んむ……私、アルスさんに気持ち良く……していただいてるのに、ご奉仕している……な、なんか変…… でも、凄く、良いです) 少年が腰を奥に入れる度少女の秘所から粘着質な水音が立ち、少年のモノを舐める唾液の音と混ざり、 淫靡な音楽がラムリアの部屋中で奏でられる。 「ちゅるぅ、ぢゅっ、く、れろぉ、ん、んんんんぅ、ふううぅん! んうぅううぅぅう!?」 「僕たちも」 『忘れないでほしいな』 いつの間にか赤リボン(本物)のアルスと緑のアルスが、少し怒っているような不適な笑みで、少女の両脇に、 四つん這いの姿勢になっていた。四つん這いといっても、それぞれの片手には歳の割には豊かな果実が収まっていた。 追加された快楽は螺旋のように絡まって、ラムリアは更なる快楽の高みへと登りつめ悶絶する。 「ふんんんぅ! む、ん! ちゅっ、むぁ、くううぁうぁぁっ!」 (んぅ、だ、めです、上手く、ご奉仕、ふぅう! できない!) 一所懸命に口内の少年のペニスに舌を這わせようとするが、快感が邪魔をして先ほどよりも上手くいかない。 うっすらと少女の目に涙が浮かぶ。 『ねぇラムリア、腰動かして良い?』 そんな少女の涙を見て、黄リボンアルスは不安そうな顔で言った。自分がイマラチオをしたいというよりは、ラムリアへの 気配りである。少年の気遣いを感じ取り、嬉しく思ったラムリアは、涙を浮かべた目尻を下げる。 「ん、ふぅぅ! お、ふぇは、ひふぁあ! ひま、ふ、んんんんんぅ!」 『うん、じゃあ動かすね』 お願いします。と肉棒を咥えたままの、嬌声が混じった言葉を難なく聞きとった黄リボンアルスは、優しく笑って、 腰を前後に反復させる。少年の幼い笑顔は天使のように可愛らしいが、行為そのものは悪魔のようである。 「うぐ、んごぉ、ふうううううう! ぢゅぷ、じゅっ、むああぁ!」 『おー、ラムリア凄い気持ちよさそう』 「可愛い♪」 『ん、僕もうそろそろ、限界……』 現時点で軽く絶頂し続けている状態のラムリアは、フェラチオに気を配らなくてよくなった分、 意識が快感に集中する。その結果、先程よりも増大した快楽に歓喜の声と悲鳴を上げた。口内を少年の 肉棒でかき混ぜられているという事実も少女には甘い蜜のように感じられた。膣肉が膣内の少年のモノを射精を促すように 蠢いて、しぼりとるように収縮する。 一方、初めに挿入をした青アルスはそろそろ射精感が抑えきれなくなっていた。同時にさらに奥深く、少女の子宮口を 激しく突き攻める。 「じゅぽ……ぎっ!? ぐうぅぅううぅ!!」 堪らずラムリアも限界が近付く、いや、限界の更に先へと到達しようとしていた。 『はぁ、んぅ……だ、すよ!』 「ん! く! ……んんんんんんぅぅぅぅっ!!」 青リボンアルスはがっしりと少女の腰を掴み、止めとばかりに、強烈な一突きを少女の子宮口へと叩きつけ、熱く濃い精液を 少女の膣内にためらいなく放つ。己の中に放たれた大量の濃い精液に、ラムリアも絶頂を迎える。視界が真っ白に染まり、 溢れ出る幸福感が少女の思考を支配した。 『ふぅ、ラムリアの口、とっても気持ち良い……僕も出すね』 ぐちゅぐちゅと、少女の口内を満喫していた黄リボンアルスも、快楽に呆然としているラムリアの 口内に膣内に放たれた精液と変わらず解き放つ。数秒の射精を出し終え、ずるりと少女の口から肉棒を引き抜く。 「ん、ごぅえ! ぷはぁ……む、う……こく」 惚けていたところに突如放たれた精液に、意識を取り戻し、驚きながらもうっとりした顔で、口から溢れでなかった 精液を音を立てて飲み込む。そして、口の端から唾液のように溢れた精液を手で拭った。 「んちゅ、ん……こんなにいっぱい……ちゅ、ふぁ」 ぺろぺろと、小さく可愛らしい舌で、手についた精液を舐める。幼くも淫靡なその姿を見て、アルス達は 己の情欲を抑えられそうもなかった。 『このままもう一回……』 「駄目!」 『ずるい』 青アルスに一同猛抗議、厳密には一人であるが。 『ちぇー、わかったよ……ん、しょ』 「ふ、ぁあ……抜くなら抜くって言ってください!」 ごぽり、と音を立てながら、イチモツを引き抜く。濃い精液がどろりしたと塊になって、たっぷり溢れ出る。 手に付いたの精液を舐め終えたラムリアは、上半身を上げ、赤い顔で拗ねたように怒る。可愛いなあと惚気ながら アルス(赤)は少女の胸に片手を伸ばした。むにむにと形の良い胸を器用な手つきで揉む。 「ふ、あ、んんぅ……も、もうまたそうやって誤魔化すんですから、きゃん」 「相変わらず柔らかぁい♪ ……ラムリアそろそろブラジャーないときついんじゃない?」 「ん、ふぁ、そうですね……アルスさんのおかげです……あん」 「なんなら僕が作ろうか?」 『サイズは熟知しているし』 『頑張って作るよ!』 「ふぅ、嬉しいですけど、ひゃ、お断り、んぁ……しますわ、お母様に……くぅ、説明できない、 あん……じゃないですか……んあぁ!」 いつの間にか胸への愛撫に緑リボンのアルスも混ざってきた。二人がかりの愛撫にも快楽を感じながらもしっかりと 受け答えをしている。何だかんだ少女も少年とのセックスになれてきているようだ。無論二人のアルスが 本気の愛撫をしていない事も含めての話であるのだが。 『そっかぁ』 『残念』 『それよりもさ』 「続きしても大丈夫?」 無邪気でそれでいて熱の籠った四人で一人のアルスの声。 「……はい、いっぱい愛してくださいね」 少年の熱い声に応えるのように、少女も幼い顔へ妖艶な笑顔をを浮かべた。 ――――――――――――――――― ――――――――― ――――― 「ふひぇ、んぁああ! くぅ!」 敷物の上へ座っている緑のリボンを付けたアルスに、ぬいぐるみのように抱きかかえられたラムリアは、秘所に少年のイチモツを挿入され、 ぐちゅぐちゅと生々しい水音を立てながら上下に出し入れされていた。喜んでいるのか、苦しんでいるのか、曖昧な表情のまま嬌声を上げる。 そんな少女を愛おしげに見つめて、再び行われたジャンケン勝負を勝ち抜いた青リボンのアルスが落ち込み黄色いリボンのアルスに慰められている 赤リボンアルス(本物)を尻目に、自分の分身に犯されている少女の目の前へ移動した。 『ラムリア、口開けて』 「あぁ! ひゃふ、ん! ひゃ、ひゃいぃぃ……むぐぅ!?」 喘い声が漏れつつ開かれたラムリアの小さいの口に、青リボンのアルスが肉棒を突っ込んだ。 「んぅ、うぁ! ちゅぷ、ちゅぱ、ふううぅぅ……! ぅあ!」 初めこそ驚いたラムリアだったが、腰を動かさずにこにこと笑うアルス(青)の顔を上目遣いで見て、 もごもごと口のなかで舌を動かし始める。勿論緑のリボンを付けたアルスも腰を動かすことを止めない。 「ぐぅぅ! んちゅ、むぁ、んぶぅ! れろ、っぁ! ……あむぅ」 くぐもった嬌声を上げつつも、一心不乱に愛しい少年へと奉仕を続けるのは流石である。 苦しげに歪んでいた表情も徐々にうっとりとしたものに変化していった。 「……僕たちも」 『いこっかー』 何だかんだで楽しげなラムリアと分身たちを羨ましそうに眺めていた残りのアルス達が、 若干血走った目で近付いていく。 「くぁ! むちゃ、ぁあ、んれぇ、はぷ! んごぉっ! んぁ……?」 「ラムリアお願い」 『握って~♪』 ラムリアから見て右側に赤リボンのアルスが、左側に黄色いリボンのアルスが己の分身を差し出した。 横目でそれを確認したラムリアは、犯されつつも目尻を下げ、アルス二人の肉棒を白魚のような手で愛おしげに 包み込んだ。すべすべとした少女の手の感覚に微笑んだアルス二人は、どこからか取り出したローションを垂らす。 「ふっ! んうぅ!……れろぉ、むちゅ!」 「んぅ、気持ち良い」 子宮を下方向から突かれつつ、少年のモノを舐めながらも、両手で少年達のモノをぬちゃぬちゃと淫音を立てて扱く。 だが流石に限界が近いのだろう、巧みな舌使いと手の動きも拙くないものに変わっていく。 『ん……そろそろ僕も限界、かも……強く……するね!』 「むぁ!? ふぐぅ!! くぎぃ!」 一方で緑のリボンを付けていたアルスも限界が近い、行為の初めから挿入していたのだから一番早い。緑リボンのアルスは ラストスパートとばかり、突き入れを強くする。急激に強くなった刺激にたまらずお互い一気に絶頂まで登りつめた。 「くぅっ! 出すよ、中にっ!」 「んぅ! ぐむぁ! んぅうううううぅぅっっ!!」 口にイチモツを含めたままくぐもった声で喜びの嬌声を高く上げた。重力に逆らって、己の膣内に侵入してくる少年の 精液の感覚を恍惚とした表情で、ビクビクと震えながら受け止める。 『あのー』 「ラムリア?」 『大丈夫?』 絶頂から一分近くもの時間、快楽の余韻に震え続けるラムリア。流石に不安に思ったのかアルス達は声をかけた。 少年の声を聞いてラムリアは―― 「うわ、ちょ!?」 『ラムリア!?』 「んぶっ! ちゅぷ! むあぁ」 一心不乱になってアルス達の肉棒に奉仕を始めた。先程よりも激しい責めに思わず少年達も声を上げる。 「ちゅぱ、れろぉ、んちゅ、くちゅ」 (アルスさんアルスさんアルスさんアルスさん……すっごく気持ち良いことしてもらったお返しにアルスさんに…… ううん、ご主人様にもたっぷり気持ち良くなってもらわなきゃ申し訳ありません) 漫画だったら少女の目にハートまで浮かんでいることだろう、どうやら普段とは異なるシチュエーションに妙なスイッチが 入ってしまったようだ。彼女のなかではアルスが望んでいようといまいが関係なく、アルスはご主人様になってしまったらしい。 奉仕精神が堪らなく高まり、愛おしげに、激しく少年達にただ気持ち良くなってもらいたいと懸命に奉仕を行う。 『ん、んぅ……出、る』 少女の口に肉棒を挿入した青リボンのアルスが、赤く茫洋とした顔で呟き、数秒後、熱く濃い精液を少女の口内に爆発させた。 「んぶ!? ぷぁ!」 どくどくと口の中が熱い液体に満たされて、ラムリアは悲鳴と喜びが混じった声を上げる。喉を何度も鳴らして少年の精液を夢中になって飲み込み、 口のなかから肉棒をずるりと引き抜かれ、口から零れる精液を舌なめずりをするように舐めとった。 「ふぅ……ふふ……やっと口が自由になりましたわ」 熱の籠った微笑み。両手は少年達の竿を更に激しく扱いている。にちゅにちゅとローションで濡れた肉棒と忙しなく動く 少女の手から粘着質で淫靡な水音を立てる。責められているアルス達も苦しいような、嬉しいような複雑な表情を浮かべている。 『おー、なんか凄いね~』 少女を抱えたままにこやかに、緑リボンのアルスが人ごとのように言う。 「あぅ……僕もう」 『出る……顔に、出すね!』 そして少年達は本体と分身であることを証明するかのように、殆んど同時に果てた。濃く大量の精液が、音すら出そうな勢いで 左右から少女に襲いかかる。赤いリボンのアルスの精液は少女の真珠のような白い体(今は赤く火照っているが)に、黄色いリボンの アルスの精液はたっぷりとラムリアの顔を濡らした。その身で少年の精液を受ける少女はうっとりと、至上の幸福を味わっている。 「はぁ~、気持ち良かった! ありがとうラムリア!」 「ご主人様の精液……熱くって、濃くて、いっぱい……ふへぇ~」 すっきりとした笑顔を浮かべて、赤リボンのアルスはしゃがみ込み、いつの間にか用意したタオルで、少女の顔と身体を拭おうとする。 しかし、ラムリアは糸が切れたかのように、赤リボンのアルスに上半身を預けた。 「流石に疲れましたわ……」 「うーん、僕はまだまだ物足りないけど……そろそろルーンが限界」 言い終わるないなや、ぽふんと間抜けな音が立ち、分身三人が消滅した。 「きゃ!?」 「よっと」 緑色のリボンをしたアルスに抱きかかえられていたラムリアは、瞬間宙に浮くが、予想していたアルスに持ち抱えられて安定した。 「び、びっくりしました……もう、分かっていたなら言ってください!」 「あはは、ごめんごめん」 「むー、反省してない……それにしても消えてしまって大丈夫なのですか?」 周りを見回し、不安そうな声で言った。少女の目には床に落ちた三つのリボンが映っている。顔にかけられた精液も 膣内に出された精液の感覚も突然消えてしまった。なんとなく寂しい気分である。 「心配しなくても大丈夫、さっきも話したけど皆僕自身に変わりはないから」 「そうですか」 安心したように息を吐く。そして、思い出したように顔を上げた。 「それにしても凄い魔法でしたね、色々な意味で」 「うん、でもかなりルーンを使うから今の僕じゃ普段から使うのは難しいね」 「普段から使われたら私の身がもちませんわ…………でもたまになら……」 「仕事に使えると思ってたんだけど……」 「ふぇ!?」 ラムリアの顔が真っ赤に染まる。アルスの目が細まり、無言で少女を見つめた。 「そ、それにしても、便利な魔法には違いありませんね! 私も使ってみたいですわ!」 「……そうだね、でもアースマイトじゃないと使えないよ」 誤魔化すように大声で話を切り替えた。そんな少女の心中を見透かしながらも、少年は笑いながら応える。 「それでも試してみたいですわ」 「うーんそれじゃあ呪文を教えるからやってみて、殺気見てたから知っていると思うけど魔法名は『ドッペルゲンガー』だよ」 「分かりました」 楽しげな表情で、少年から渡された魔本を開く。因みに姿勢はアルスにしなだれかかったままである。 少年が呪文を教えると、すぐにぶつぶつと可愛らしい小声が少年の耳をくすぐった。数秒後、呪文が唱え終わり、 魔法名を宣言する。 「――ドッペルゲンガー!」 「…………」 「………… 静寂が部屋を包む。少年が唱えた時のように光も音もない。 「……やっぱりアースマイトではない私には使えませんね」 「どんまい」 寂しそうな笑顔で魔本を閉じる。その表情に共感したアルスは少女の頭を優しく撫でた。 「んぅ」 心地良い少年の手の感覚に目を閉じる。ほんわかした空気が部屋を包む。お互い全裸であるが。 暫くした後、やがて少女は立ちあがった。 『取り敢えず部屋を片付けましょうか、匂いもとらないと……』 立ちあがったラムリアは、頭を撫でているアルスと撫でられているラムリアに元気良く言った。 「はーい片付けたらお風呂行かないとね」 「今日は屋敷のお風呂は焚かない日なので銭湯に行かなければいけませんね」 『アルスさんの精液、濃くて量も多いから匂いも強いんですよね……」 「あはは……面目ない」 他愛もない話をしながら、ラムリアとラムリアは服を着ようと脱ぎ捨てられた下着に手を伸ばし―― 「ありゃ」 「ん?」 『ふえ?』 時間が止まる。 「『ふ、増えていますわーーーーーーー!!?』」 にこにこと笑う少年を横に、少女二人の叫びが高く響いた。
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/6.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/110.html
『レオン×フレイ』 レオンさん出てこないフレイさん自慰ネタです。 念のため告白・デートイベバレ注意。 「はあぁ……」 愛しい恋人を見送った後、フレイはベッドにぼふっと体を沈め、落胆の色濃いため息を吐き出した。 テーブルの上には空になった二人分のティーカップが乗ったままだが、片付ける気力もわかない。 ――また今日も、何もなかったなぁ……。 なけなしの勇気を振り絞ったんだけど、と先日買い換えたばかりの真新しいシーツに顔を埋め、一人ごちる。 女が恋人を自室に誘う意味、まさかあのレオンに分からないはずがない。 実際、それらしい雰囲気にはなったのだ。いつも通り冗談で済まされただけで。 その後は頬にキスして、真っ赤な顔でお返しされて、それでおしまい。悲しいほどにいつものデートだ。 どうにもならないむず痒さが、フレイの腹の奥にもやもやと渦巻く。 期待したのに。すごく期待したのに。 思い起こすのは耳元で囁かれる低い声。それだけで体が火照る。 ぎゅっとシーツを握り締めていたフレイの手が、下半身に伸びる。 「んっ……」 スカートの中に手を差し入れ、下着の上から中心を撫で上げる。 何度も指を往復させて擦りあげると、そこを覆う布が次第にしっとりと濡れはじめた。 今日は場所が場所だっただけに輪をかけて効いたようだが、最近のフレイはデートから帰る度にこうだった。 肝心の恋人は、煽るだけ煽っておいて何もしない。結局手付かずで残された据え膳は、自分で自分を慰めるしかないのだ。 時刻はまだ夕方に差し掛かったところ。オレンジ色の西日が差し込む部屋の中で、惨めな気持ちでいっぱいになりながら、それでもフレイは行為に没頭していった。 ごろんと仰向けになり、すっかり濡れそぼった下着を下ろした。そのまま脚を開いて膝を立てる。 まだ明るさの残る部屋の中で開放された秘壺にぞくぞくとした羞恥を覚えながら、フレイはおそるおそる中指を沈めた。 「ふっ……ぅ」 白く細長い指は、いとも簡単にぬるりと飲み込まれた。 初めてというわけでもないのに、未だ慣れない異物感と少しの圧迫感に、深呼吸をひとつ挟む。 少し落ち着いたところでぐっと根元まで差し入れて、指の腹でざらざらとした内壁を擦る。 「ぁっ……は……ぅんっ」 きゅんと走った快感に、反射的に腰を反らせる。 くぷりと指を抜き差ししながら、反対の手で蜜を掬い、肉芽をくりくりと押しつぶす。 「ふっ……ぅく……っレオンさん……ぁあっ」 恋人に犯されていると自らを錯覚させて、焦がれるように名前を呼ぶと、それに応えるように体内がぴくっとひくついた。 「レオンさっ、レオンさぁん……っ」 狂ったように恋人の名を呼ぶ毎に、フレイの興奮は高まっていく。 中を掻き回す指はいつのまにか二本に増えており、ぐちゅぐちゅとあられもなく立てられる水音が、更にフレイを快楽へと駆り立てた。 「あっ、ふ、あ、ぁああっ」 赤く熟れた核を摘まみ上げると、一際高い嬌声とともに背中がびくんと跳ねた。 びくびくと内壁が収縮し、奥から手前、手前から奥へと波打ちながら二本の指を締め上げる。 ひとしきり絶頂の余韻を味わったフレイは、息を荒げたまま力なくベッドに四肢を投げ出した。 なぜレオンは触れてくれないのか、頭では分かっている。 フレイが想いを告げたとき、レオンは結婚できないのだと、しないと決めているのだと言い切った。 誰よりも軽いように見えて、誰よりも真面目で他人思いな彼のこと。万一の折、責任の取れない行為などできるはずもない。 それでも構わないと言ったとて、首を縦に振ることはないだろう。 そもそも初めは恋人になることをすら拒んだレオンを、無理矢理押し切ったのはフレイだ。少しも負い目がないと言えば、嘘になる。 理解はしているのだ。承知の上で恋仲になった。けれど、込み上げる胸の疼きはどうしようもなく。 「レオンさんのばかぁ……」 矛盾した想いを乗せて小さく吐き出された言葉は、夕闇の帳に消えていった。